漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
20代女性 IT企業勤務
これまでは基本的に健康的な体質であったが、今年の4月~6月にかけて、突発性好酸球増多症のため体調を崩し(高熱や浮腫み)、ほぼ寝たきりのような日々を過ごす。
約2ヶ月で回復し復帰できたものの、仕事中に息苦しさやフラつき、手汗などの症状が出るようになる。
冷えも気になり、夕方から疲れを感じやすい。たまに“のぼせ”もある。肩こりや頭痛を伴うことが頻繁にある。
頻尿気味(2~3時間に1回)、動悸、寝つきが悪い、目の疲れ、吹き出物などもあり。ストレスには弱い方。
きっかけとなった突発性好酸球増多症が、現在の各症状に影響しているのか?不明ではあるが、漢方での改善を期待されお問い合せくださったそうです。
今回は主薬となる漢方薬と補助的な役割を果たす漢方薬の2種類をご提案させていただきました。
2週間後…
主訴であった息苦しさやフラつきが軽減。頭痛も気にならない。寝つきも良くなった。
肩こりや目の疲れは変わらない。仕事後の疲れが気になる。
4週間後…
変わらず順調。生理が近いからか?吹き出物が増えている。
(主薬のお薬はそのまま、補助となるお薬を血分に働きかけるものに変更し様子を見ていただく)
6週間後…
暑い時期(8月)でもバテずに生活できている。
2ケ月経過…
全体的に調子よく生活できている分、以前は気にならなかった胸の痛みなど気になる。
ご本人のご希望もあり、しばらくは体質を安定させる為、現在のお薬を続けていただくことになりました。原因がハッキリしない部分もありますので、心のケアも含め、今後も注意深くサポートさせて頂こうと思っています。
東洋医学は原因がハッキリしなくとも、まずはご本人の“症状”に着目しお薬や改善方針を決めることが出来る利点があります。
色々試しても解決が出来ないとされたご不調も、ぜひ一度ご相談ください。
TEL:048-858-0870
住所:埼玉県さいたま市中央区上落合4-8-2